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【ブラック体験記①】私のブラック就活体験記

私は同志社大学三年次の12月からマイナビや日経ナビに登録し、様々な企業にエントリーしました。60社くらい受けて4年次の12月までに一社からも内定を得ることができず、就活を断念しました。 残り三ヶ月ありましたが、精神的にも金銭的にも物理的にも余裕がなくなり続けることが出来ませんでした。お祈りメールをあざ笑うかのように様に届く、メールボックス一杯の案内メールを毎朝見ると気分が重くなりました。 お金に余裕のある学生は足しげく東京の企業を受けに行っておりましたが、奨学金暮らしの私は大阪や神戸に行くだけでも痛い出費でした。就活留年する人も多数いましたが、私は卒業するので卒論執筆もしなければなりませんでした(同志社は文系学部では文学部のみ卒論必修)。 卒業後の進路が決まらないことが決まってしまったので、四年次の1月から重度身体障害者の介助と病院の事務当直のバイトを始め、3月から中古DVD買取ショップでも働き始めました。周りには卒業前のひと時を海外旅行に行き楽しむ人たち。ほんとに悲しくて惨めな思いでした。 アルバイト生活を一年ほど続けましたが、将来に不安を覚え、翌年の春から任期制隊員として海上自衛隊に入りました。しかし労働環境も生活環境もブラックそのもので今年の1月に辞めました。3月からお金のあまりかからない池袋のシェアハウスに入居しました。再び障害者介助のバイトをしながら、今はハロワに通いながら再度就職活動しています。

【シューカツにおける具体的ブラックエピソード】 ・リクルート 説明会の日が丁度東日本大地震発生日でした。 企業説明担当者「東北の方では地震がきたみたいですが私達には無関係ですので話しを続けます」 「日本には仕事があふれかえっています。私達の仕事はそのようなクライアント企業様に有能な人を紹介することです。これだけ仕事があまっているのに、就職できないと言う人は逃げです。甘えです。努力不足です」 私は「働きたくても働けない人もたくさんいます。リクールートはそのような人のことはどう考えているのですか」とたずねると、「それは私達の取組むべきマターではありません」一次試験を受ける気持ちもなくなってしまいました。 ・大和証券 何人かの社員の話を聞きました。 「世の中金がすべてです。企業は結果が全てです。どんな手を使っても金をとってくる。成果を出す。そういう気概のない者は今ここから出て行ってください。必要ありません」 「金持ってる婆さんの家に通って話し相手になってあげてから、半ば強引に買わせちゃうことはよくあるかな(笑)」 「毎日出勤前に朝五時半に獲物が働く店に行き店の前の道を掃除した。買ってもらいたければこれくらいのことをするのは当たり前」 面接が怖くて受けられなくなりました。 ・毎日新聞 面接で「記者として一番取組みたいことは?」と聞かれ 私は「記者クラブ制度と天皇制の問題を書きたいです」と答えました。 落ちました。 ・同志社大学 手書きのエントリーシート三日かけて欄一杯に自分の考え思いを書いて直接提出しにいき、その場で受理されたにも関わらず数日後、書類不備で一次試験を受けることもできませんでした。 【シューカツとダブルパンチの奨学金】 大学四年間で私は300万弱もの奨学金を日本学生支援機構から借りました。しかし、今この借金を返す事ができず、自己破産寸前です。詳しくは以下のリンクを参照して下さい。私が全国学費奨学金問題対策委員会に寄稿した私の文章です。 http://gakuhimondai.blog.fc2.com/blog-entry-77.html?sp

<by ぶんと>

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